「オットマンとは、そもそもどんな家具のことを指すんだろう?」「スツールと何が違うの?」——インテリアショップでその名前を目にしても、実際どう使うものなのかイメージしきれないという人は少なくありません。この記事では、オットマンとはどんな家具なのか、スツールとの違いや使い方、一人暮らしの部屋への取り入れ方まで、基本からわかりやすく解説していきます。
目次
オットマンとは、足を置くための家具のこと
オットマンとは、もともと「足を乗せるための小さな台」として生まれた家具のことです。ソファに深く腰掛けたときに、足を伸ばしてくつろぐための専用の家具として使われてきました。名前の由来はオスマン帝国にあるとされ、その歴史からも分かるように、長く親しまれてきた定番のインテリアアイテムです。
現在では、足置きとしての本来の使い方だけでなく、腰掛け用の簡易チェアとして、あるいはサイドテーブルとしても活用されています。1つの家具に複数の役割を持たせられることが、オットマンが今も選ばれ続けている理由の一つです。近年は、ソファとセットになったオットマン付きソファも増えており、単体で買い足す手間なく最初から取り入れられる点も人気の理由です。
オットマンとスツールの違い
「オットマンとスツールって、結局何が違うの?」と感じる人は多いはずです。形も用途もかなり近い存在なので、迷ってしまうのも無理はありません。
厳密に言うと、オットマンは「足を乗せる・寄りかかる」ことを想定して作られた家具で、座面にクッション性を持たせているものが多いのが特徴です。一方スツールは「腰掛ける」ことを主目的とした背もたれのない椅子で、木製やスチール製など座面が固めのものが中心になります。
ただし実際の暮らしの中では、この境界線はかなり曖昧です。たとえばころりんブークレスツールのような座面にファブリックを使ったスツールは、丸みのあるフォルムと柔らかな質感からオットマンのように足を乗せる用途にも自然に馴染みます。一方で、素材はブークレという布地でも「座る」ことを主目的に設計されている点は、オットマンとの違いとして押さえておきたいポイントです。
ころりんブークレスツール
幅約50cm×奥行約41cm×高さ約38cm。ホワイト・ベージュ・ベビーブルーの3色展開で、天然木(ラバーウッド)の脚とブークレ素材の座面が特徴です。座る・足を乗せるどちらの用途にも使えますが、本来は「腰掛け」を主目的としたスツールです。価格15,950円(税込)。
商品ページを見るこれに対して、はじめから「足を乗せる」ことを想定して作られているのがオットマンです。次の章では、実際にオットマンとして使える商品を具体的に見ていきましょう。
オットマンの使い方・置き方のコツ
オットマンの使い方は、実はソファの前だけにとどまりません。置く場所によって役割が変わるのが、この家具の面白いところです。
リビングでは、ソファの前や横に置いて足置き・簡易サイドテーブルとして。来客時には腰掛けとして使うこともできます。図面上の数字だけでは実際にどのくらいのスペースを取るのか判断しづらいものですが、単体のオットマンであれば幅50〜65cm程度、直径50cm前後のコンパクトなものが多く、実は置き場所を選ばないアイテムでもあります。
一人暮らしのワンルームで手軽に取り入れたいなら、ソファとオットマンがセットになったSELF|ソファ1Pタイプのような商品がおすすめです。ソファ本体とオットマンを別々に選ぶ手間がなく、届いてすぐにセットで使い始められます。
SELF|ソファ1Pタイプ オットマン
ソファ本体は幅約64.5cm×奥行約68cm×高さ約78cm、オットマンは幅約64.5cm×奥行約45cm×高さ約38.5cm。アイボリー・テラコッタオレンジ・モスグリーンの3色展開(オットマンはアイボリー)。脚を外せばロータイプとしても使え、コンパクトなワンルームにも取り入れやすい一台です。価格34,100円(税込)。
商品ページを見るより柔らかい座り心地を求めるなら、体を包み込むようなフィット感が特徴のオットマン付きビーズソファも選択肢に入ります。
オットマン付きビーズソファ
ソファ本体は幅約89cm×奥行約76.5cm×高さ約61.5cm、オットマンは幅約50cm×奥行約51cm×高さ約30.5cm。ベージュ・マスタード・グリーン・チャコールグレーの4色展開。マイクロビーズと高弾性ウレタンで体を包み込むような座り心地で、オットマンは来客時にスツールとしても使い分けられます。価格35,800円(税込)。
商品ページを見る選ぶときに見ておきたいポイント
似たような商品が多く並んでいると、値段の違いが何によるものか分かりにくく感じることもあります。オットマン(またはオットマン付きソファ)を選ぶときは、次の3つの基準で見ると失敗しにくくなります。
①サイズ感
足置きとして使うなら、ソファの座面より少し低めの高さが目安です。単体のオットマンなら高さ30〜40cm程度、セットのオットマン付きソファなら座面高とのバランスも確認しておきましょう。
②素材の質感
ファブリック素材は柔らかく座り心地が良い一方、木製フレームのものはナチュラルな空間に馴染みやすいのが特徴です。部屋全体のテイストに合わせて選ぶと統一感が出ます。
③レイアウトの自由度
セパレートタイプのソファであれば、オットマンだけを別の場所に動かして単体使いすることも可能です。模様替えのしやすさも選ぶときのポイントになります。
レイアウトの自由度を重視するなら、天然木フレームとファブリックを組み合わせたウッドフレームローソファがおすすめです。セパレートタイプなので、複数台を組み合わせてL字型にしたり、1台だけをオットマン的な使い方で活用したりと、暮らし方に合わせて配置を変えられます。
ウッドフレームローソファ
幅80cm×奥行80cm×高さ74cm(座面高35cm)。アイボリー・グレー・ライトベージュ・ライトグレー・モカの5色展開です。天然木フレームとポケットコイル入りの座面で、オットマンを含め複数台を組み合わせてL字型にしたりと自由度の高いレイアウトが可能です。価格50,400円(税込)。
商品ページを見る素材の質感でナチュラルな雰囲気を作りたいなら、roomnhome|ボンテスツールのようにコーデュロイ生地を使ったスツールも選択肢になります。木製フレーム入りで単体使いはもちろん、オットマン代わりとしても違和感なく馴染みます。
roomnhome|ボンテスツール
幅約38cm×奥行約38cm×高さ約38cm、重さ約3.9kg。アイボリー・イエロー・ブラックの3色展開。コーデュロイ生地(ポリエステル100%)の座面と、ウッドフレーム(合板・乾燥木材)+スポンジの内装材で、単体のスツールとしてもオットマン代わりとしても使えます。価格12,900円(税込)。
商品ページを見るまとめ
オットマンとは、足を置くための家具でありながら、腰掛けやサイドテーブルとしても活躍する、実は懐が深いアイテムです。スツールとの違いに厳密にこだわりすぎず、自分の部屋でどう使いたいかをイメージすることが、選ぶときの一番の近道になります。今回紹介したサイズ・素材・レイアウトの自由度という3つの基準は、知識として身につければ誰でも再現できるものです。気になった一台から、まずは取り入れてみてください。
今日から試せるところから、少しずつ部屋に取り入れてみてください。




















