収納グッズを選ぶときに意外と見落とされがちなのが、クローゼットの「奥行き」です。収納量や分類の仕方など他にもさまざまな要因がありますが、奥行きが合っているかどうかで、同じ収納グッズでも使いやすさは変わってきます。この記事では、クローゼットの奥行きの目安と、奥のデッドスペースを使いこなすコツを紹介していきます。
目次
クローゼットの奥行き、まずは標準サイズを知ろう
一般的な洋室クローゼットの奥行きは約55〜60cmが標準とされています。これはハンガーにかけた服の奥行き(約50〜55cm)に、扉の開閉や出し入れの余白を足したサイズです。一方で押入れタイプの場合は奥行き約75〜90cmとかなり深く、そのままではデッドスペースができやすい構造になっています。
クローゼットの奥行きで悩む場合、まず自分のクローゼットがどちらのタイプに近いかを測ってみましょう。奥行きが分かれば、あとの章で紹介するコツも取り入れやすくなります。
奥のデッドスペースを使いこなす3つのコツ
奥行きのあるクローゼットほど、実は奥のスペースがうまく活かせず、デッドスペース化しがちです。ここでは、奥行きを味方につける3つのコツを、実際に使えるアイテムとあわせて紹介します。
①奥にもう1段、ハンガーを増やす
手前のハンガーバーだけで満杯になっている場合、実はその下にもう1段分の空間が眠っていることがあります。伸縮式のハンガーを使えば、既存のバーの下に高さを調整しながらもう1段のハンガー掛けを作れます。
伸縮自在クローゼット拡張ハンガー
幅41〜70cm×奥行約6cm×高さ約101.5cm、11,000円(税込)。スチール製で高さ11段階・幅も伸縮式で調整可能。奥行きわずか6cmで、ハンガー下のデッドスペースをもう1段の収納に変えられます。
商品ページを見る②キャスター付きの収納で、奥までしっかり使う
押入れのように奥行きが深い場合、床にそのまま物を置くと奥のものが取り出しにくくなります。キャスター付きの収納なら、奥まで押し込んでも必要なときに手前に引き出せるので、奥行きを無駄にしません。
スラックスハンガーラック
幅60cm/75cmの2サイズ、奥行約34.5cm×高さ約75cm、7,900円〜8,300円(税込)。アイアン製・キャスター付きで、スラックス20〜24本を吊るして収納できます。
商品ページを見る③手前には浅型、奥には使用頻度の低いものを
奥行きのあるスペースは、手前と奥で役割を分けるのが基本です。手前には奥行きの浅いコンパクトな収納を置いて毎日使うものを、奥には季節ものなど使用頻度の低いものを置くと、奥行きを活かしながら取り出しやすさも両立できます。
デイリーショーケースシリーズ
幅26/35/52cmの3サイズ、奥行約40cm×高さ約22cm、6,600円〜10,400円(税込)。PP製引き出し+アルミ天板で、スタッキングも横並びも可能。ホワイト・クリア・モーブピンクの3色展開です。
商品ページを見る奥行きを活かすときによくある失敗と注意点
奥行きぴったりのグッズを選んでしまう
先ほども触れた通り、実測ちょうどのサイズを選ぶと開閉時に干渉することがあります。必ず数cmの余白を見込んで選びましょう。
奥のスペースに重いものを詰め込んでしまう
奥行きが深いクローゼットほど「奥にたくさん入れられる」と思いがちですが、奥まで手を伸ばして重いものを持ち上げるのは負担が大きく、結局取り出す機会が減ってそのまま眠ったままになりがちです。奥には、軽くてすぐ取り出せるものや、季節ものなど使用頻度の低いものを置くのが基本です。
価格だけで収納グッズを選んでしまう
価格だけで選んでしまうと、奥行きが合わずに結局使いにくいということも起こりがちです。奥行きのサイズ感を基準に選ぶほうが、長い目で見て満足度の高い選択になります。
まとめ
クローゼットが使いにくいのは、センスの問題ではなく「奥行きという寸法をまだ味方につけられていない」だけかもしれません。ハンガーの2段掛け、キャスターでの出し入れ、手前と奥の役割分担など、奥行きを活かす工夫を取り入れるだけで、収納の使いやすさは大きく変わります。
まずは自分のクローゼットの奥行きを測ってみて、今回紹介したコツやアイテムの中から合うものを探してみてください。




















